長崎の四季

最近、長崎では梅雨前線の影響で大雨が続いています。昼はさほど酷い雨は降っていませんが、夜になると雷雨となっているため停電におびえる毎日です。


さて、今日は長崎市の四季について少し書いてみようと思います。


(1)春(3~5月)
3月頃から寒さも和らいでくることが多く、4月初旬には桜が満開となり、梅雨入り前までは本当に気持ちの良い日が続きます。今年は5月の時点で最高気温が25度を超える日もありましたが、観光にはこの季節、特に4月がおすすめです。

 

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 (長崎市内の某公園にて)

 

(2)夏(6~8月)
6月頃に梅雨入りすると、気温の高さもあって非常に不快な日が続きます。また、梅雨明け後は本格的に気温が上昇し、気持ち悪くなるほどの暑さを感じる日もあるため、出歩くには最も過酷な季節となります。九州の夏と言えば台風ですが、多くの台風が宮崎・四国方面の経路をたどることが多いため、長崎では台風の影響は想像以上に少ないかなと思います(むしろ、強い風が吹くため、台風が来ると涼しく感じられるほどです)。


(3)秋(9~11月)
9月は残暑が厳しいことが多いですが、10月に入ると最高気温も25度程度に落ち着き、過ごしやすい日々が続きます。11月に入るとさすがに気温が大きく低下して冬の到来を感じることもありますが、春同様に観光にはおすすめの季節です。


(4)冬(12~2月)
12月に入ると、九州と言えども最高気温が10度を下回る日があり、風を冷たく感じる日が続きます。また、1月か2月には毎年1~2回大雪(といっても北海道や東北の方からすれば大した積雪ではないと思いますが)となり、坂の多い市内は交通機関が止まるなど大混乱となります。特に自家用車の場合はスタッドレスタイヤを装備している車が少なく、事故や積雪で立ち往生といったニュースを良く耳にします。

 

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 (2015年の大雪、平和公園にて)

 

以上のように、九州と言えども冬は寒く、夏は想像通り暑いです。住む場合はこの四季の変化と上手く付き合っていく必要がありますが、観光であれば4月か10月中旬~下旬が良いと思います。