悪名高きJR浦上駅

現在,長崎では新幹線の開業へ向けて高架橋や駅,駅周辺の開発が行われています.

JR長崎駅の隣の駅であるJR浦上駅でも工事が行われており,現在は暫定供用のような形で駅の運営が行われていますが,あまりにもバリアフリーを無視した駅としてニュース等で注目を集めています.

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上の図はYahoo地図から持ってきた浦上駅周辺の地図です.路面電車浦上駅前電停側に改札があり,元々は福岡方面のホームは高架橋を渡った改札の反対側にありました.それが現在は線路と線路の間にホームが設置されており(青色部分),改札口から高架橋を渡ってホームへ移動する必要があります(黒矢印).

また,これまでは路面電車の電停から高架歩道橋を渡って浦上駅の西側へアクセスできましたが,現在は高架歩道橋が×印の位置で撤去されており,階段のある地下通路を通らなければなりません(赤矢印).

以上のように,現在の浦上駅は全くバリアフリーが考えられておらず,暫定供用となる前よりも明らかに階段の数は増えています.

階段の昇り降りが大変な方,または荷物の多い方は一度長崎駅まで行ってから,バス等利用されるほうが良いかもしれません.

情報誌Anai

情報誌Anai.

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エース出版長崎というところが発行している無料の情報誌です.長崎空港から市内へ向かうバスや高速バスの車内の座席ポケットで見かけることが多く,長崎へ観光やビジネスで訪れたことがある方は一度くらい目にしたことがあるかと思います.

内容は主に長崎市の観光やグルメ,ホテル,お土産に関する情報が書かれており,特にグルメに関しては長崎に住んでいても良く知らない和食のお店の紹介が充実しているかなと思います.長崎グルメといえば中華街を思い浮かべる方が多いかもしれませんが,海産物も大変おいしいものが多く,お店選びの際の参考になるかなと思います.他には中心部のみですが観光マップ(※)が付いていたり,また,雑誌の中にクーポンが付いており,一部のお店では割引を受けることが出来たり,料理のサービスを受けたりすることができます.

以上のように,無料の情報誌としては中々充実した内容のものであり,また,ページも比較的少なくかさばらないので,長崎観光が初めての方にはおすすめできる情報誌だと私は思います.

バスの車内で見かけたら,手に取ってみてはいかがでしょうか.

※たまに地図のページだけ破っていく中年の旅行者を見かけますが,そういうことはやめましょう. ※旅ムックという雑誌もバス車内で見かけますが,こちらも参考になると思います.

長崎浜屋

長崎市中心街の浜町(はまのまち)アーケードには,長崎浜屋という百貨店があります.大都市のそれとは規模は違えど,有名ブランドのお店やお高めの食品を扱っている長崎市を代表する百貨店で,アーケードに行くと大きな浜屋という文字と重厚な入口が出迎えてくれます.

まあ,私は貧乏独身男なので基本的に百貨店のお世話になることはほとんどありませんが,たまにいろいろな地域の物産展が開催されていることがあり,その時には訪れることがあります.よくやっているものですと,北海道物産展が最も多く半年に一回程度,あとは京都や沖縄などが一年に一回程度で,たまに五島の名産品を扱う物産展なども開催されています.

物産展は8階のフロアで行われていることが多いですが,その他の階はよくある百貨店と同じような感じです.国内の観光客がわざわざ訪れるような場所では無く,むしろ日本人向けというよりもクルーズ客船(長崎には海外のクルーズ客船が良く来ますが,これについてはそのうち書いてみようと思います)で来る外国人,特に中国人をメインターゲットとしているように感じます.

ちなみに,長崎浜屋はホームページを開設していますが,あまり詳しい情報が書かれておらず,大手5社の百貨店や玉屋(佐世保の百貨店)と比べるとかなりひどいレベルです.具体的には,Recommended news(おすすめ情報)に書かれているページがリンク切れ,フロアガイドはあるけれど字が小さく拡大できない,各お店の情報(取扱いブランド等)が書かれていないなどで,誰が見ることを想定して作ったのか疑問に感じます.

主な客層をお年寄りと外国人に設定しているため,ホームページを見るような世代は客とは見なしていないのかもしれませんが,それならせめて外国語のホームページくらい開設すべきではないでしょうか.

迷走する高飛車な地方の百貨店,そんな言葉が似合うお店だと私は感じています.

長崎市のごみ分別

長崎市では2016年9月現在,以下のようにごみを分別する必要があります.

(1)燃やせるごみ
(2)燃やせないごみ
(3)プラスチック製容器包装
(4)資源ごみ
(5)その他(蛍光灯・乾電池・段ボールや雑誌・粗大ごみなど)

(1)は紙や木など,(2)は金属やガラス,(3)は弁当がらや発泡スチロール,(4)は空き缶やペットボトルとそれぞれ分別を行う必要があります.地方都市ではごみ処理場や埋め立て地の能力の関係上,分別がやたら細かくなる場合が多いと聞きますが,長崎に来る前に住んでいた大阪市とさほど変わりません.また,関東某都市ではペットボトルを最寄りの店舗まで持参するようにという看板を以前見たことがありますが,ペットボトル飲料を大量消費している私としては長崎方式のほうがありがたいと感じています.

ただし,1点大阪市と違うのは,(1)~(4)は専用のごみ袋に入れる必要があります.いずれもスーパー等で購入でき,大よそ10枚100円程度と比較的安い金額で購入できます.福岡県の某所に住んでいた時も専用のごみ袋が指定されていましたが,その時は燃えるごみの袋が一枚40~50円と長崎市よりもかなり高額でした.ごみが少しでも減るように,また,ごみ処理にかかる費用捻出のためだと思いますが,この点も長崎方式のほうがありがたいと感じています.

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(長崎市指定ごみ袋)

とは言え,今後財政難等でごみ処理費用を長崎市が捻出できなくなるとごみ袋の価格が上がる可能性も十分考えられます.日頃から少しでもごみの量を減らせるよう気を付けていきたいと思います.

長崎市指定ごみ袋の写真はインターネットよりお借りしました.

ラウンドワンのCM

ラウンドワン

ボーリングやカラオケをはじめとする様々なエンターテインメントを提供している企業で,テレビなどでCMを見たことがある方も多いのではないかと思います.長崎でもたまにCMを見かけることがあり,昨晩もボーリングでスペア(ストライク?)を出したら景品が貰える,というようなCMを見かけました.

さぞかし長崎の若者が多く訪れているのかと思いきや,実は長崎にはラウンドワンがありません.

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(茨城に無いのも驚きです)

九州には7つの県がありますが唯一長崎県のみラウンドワンは無く,最寄りの店舗はおよそ100km離れた佐賀県佐賀市の佐賀店になります.

一体何故,ラウンドワンは長崎でCMを放送しているのでしょうか.佐賀店に来いという意味ではないでしょうし,それとも長崎に新店舗を造る予定なのでしょうか?

とても疑問です.

※店舗地図はラウンドワンHPよりお借りしました.

ラウンドワン ⇒ 公式ホームページ

長崎の銀行

長崎市には以下の銀行の本店,支店,ATMがあります.

十八銀行(本店,支店,ATM)
親和銀行(支店,ATM,本店は佐世保市
長崎銀行(本店,支店,ATM)
・東京三菱UFJ(支店)
みずほ銀行(支店)
・ゆうちょ銀行(支店,ATM)
肥後銀行(支店)
・西日本シティ銀行(支店)

上3行が長崎県内に本店を置く銀行です.長崎在住の方の多くがこの3行のいずれかを利用しているのではないでしょうか.私は十八銀行の口座を所有していますが,街中色々な場所にATMが設置されているのでとても便利です(カードローンのCMは嫌いですが).ちなみに長崎へ来る前は大阪に住んでいましたが,大阪市内にも十八銀行の支店はあります.一度だけ訪れたことがありますがよくある銀行という雰囲気では無く,ビル内のオフィスという感じでお客さんも自分一人だけだった記憶があります.なお,平成30年に十八銀行親和銀行は合併し,福岡フィナンシャルグループの傘下に入るそうです.

大きな銀行としてはみずほやゆうちょはともかく,UFJが支店を置いてくれています.東京在住時にUFJの口座は一つ作成しましたが,その口座が何かと使えるのでとても便利です.UFJイオン銀行のATMであれば手数料がかからないのも有難いです.

肥後銀行と西日本シティ銀行は熊本と福岡の銀行です.いずれの銀行も私は口座を所有していないので使い勝手は分かりませんが,県外から転勤や旅行で来た際には便利かなと思います.

以上が長崎市内にある銀行ですが,郊外や離島では十八,親和,ゆうちょくらいしかありません(離島はJAもあるようです).住む場所次第では手持ちの銀行口座が使えない!という場合もあると思いますので,引っ越し等で長崎へ来る際は十分注意してください.

長崎のスキー場

先日,とある旅行サイトを覗くとスキーツアーに関する紹介がありました.

まだ早いだろ・・・と思う一方で,もう夏も終わりかという思いが交錯していますが,今日は長崎のスキー場について書いてみようと思います.

結論から申しますと,長崎県にはスキー場はありません.雲仙の辺りでは冬に雪が降るようですが残念ながらスキー場は無く,県内その他の場所はスキーができるほど雪が降りません.従って,ウィンタースポーツを楽しむためには県外遠征が必須となります.

では,どこへ行くのかと言うと,長崎では主に以下のスキー場へ訪れる方が多いようです.

(1)天山スキー
佐賀県佐賀市にあるスキー場です.長崎市からだと車でおよそ2時間弱で到着でき,比較的アクセスしやすいスキー場だと思います.長崎に来た年に一度だけ訪れたことがありますが,過去に訪れた中でも最も狭いスキー場だった記憶があり,また,設備も新しいとは言えない状態でした.しかし,九州の西方でウィンタースポーツを楽しむことができる,という意味では非常に貴重なスキー場だと思います.なお,私が訪れた時にはスキー場とはいえスキー客はあまりおらず,ほとんどがスノーボード客でした.

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住所:佐賀県佐賀市富士町市川2338-6

(2)九重スキー場
大分県玖珠郡にあるスキー場です.長崎市からだと車でおよそ3時間弱で到着できますが,大分道九重ICから県道経由になるのでアクセスは少々大変です.私は過去に訪れたことはありませんが,スキー場の広さは天山スキー場よりもかなり広いようです.

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住所:大分県玖珠郡九重町湯坪612-1

以上が長崎の人がよく訪れるスキー場です.より本格的なゲレンデを求めている人は広島県まで遠征しているようですが,多くの方は上記のスキー場を訪れているようです.日帰りなら天山,一泊なら九重という感じでしょうか.

以前関東に住んでいたころは栃木県にあるハンターマウンテンというスキー場へたまに行っていましたが,九州に来てからスキー場を訪れる回数が非常に少なくなったと感じています.

今年ももう9月.少し早いかもしれませんが,冬へ向けてスキー旅行の計画でも立ててみてはいかがでしょうか.