壱岐の空をドローンが飛ぶ(予定)

昨日のKTNのニュースで無人飛行機による実証実験のニュースがありました。

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(画像はKTNニュースサイトよりお借りしました)

写真の無人機に様々な計器を設置して、離島海域周辺での海洋環境調査を行うそうです。その際の離着陸拠点を壱岐空港とするもので、壱岐空港のオペレーターが操縦を行うとのこと。

昨日壱岐空港での初フライトを予定しており関係者が集まったそうですが、残念ながら飛行許可が間に合わず機体のお披露目にとどまったそうです。

無人機であれば墜落しても操縦者に危険はありませんし、自動操縦が実現すれば休むことなく飛行も可能でしょう(燃料の問題はありますが)。是非実用化してほしいと思う一方、機体の外観が完全に米軍の無人攻撃機と一緒なのは何とかならんのかと思います。

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(画像はWikipediaよりお借りしました)

上の画像は米軍の無人攻撃機リーパーで、近年の中東やアジア地域での攻撃に使われたようです。非常に形が似ており、今回長崎で飛行するのはこれから武装を取って計器を取り付けたようなものだと思います(もちろん細部は全然違うと思いますが)。軍事目的のものが民間へ転用されたものなど沢山ありますが、せめて機体に色をつけるとか、壱岐の風景や対馬のヤマネコの絵を機体に描くとか、もうちょっと工夫してほしいなぁと思いました。

ちなみに無人飛行機の名前はガーディアンとのこと。守護者と言う意味で、リーパー(捕食者)とは違って攻撃的な名前ではありませんが、何から守護するのか?こちらもちょっと疑問です。なお、墜落時は行政が保証を行うそうです。