ミサイル訓練反対!何故?

2日ほど前、みんなのニュースでミサイル攻撃を想定した国民保護訓練に関するニュースをやっていました。

某国(長崎県のHPだとX国になっています)がミサイルを長崎県に向けて発射した場合を想定した避難訓練だと私は理解していますが、県内のいくつかの団体が訓練に反対しているそうです。

~~~~~ここからKTN HPより抜粋~~~~~
被爆者5団体などは、県が国と合同で来月22日に雲仙市で行う予定のミサイル攻撃を想定した、国民保護訓練を中止するよう、改めて求めました。

女の平和in長崎 井形和子共同代表「被爆県、長崎は、やはり平和。二度と戦争をしないという姿勢を貫くということが、県政のあり方だと思う」

国民保護訓練の中止を申し入れたのは、被爆者5団体と8つの市民団体です。メンバーは、来月22日に、雲仙市で行われる予定の「国民保護訓練」を、被爆県である長崎で行う理由や、訓練場所として雲仙市を選んだ理由に疑問があるとして、中止を求めています。今年7月にも申し入れましたが、県からの回答が不十分だったとして、再度の申し入れに踏み切りました。

長崎原爆被災者協議会 森内實副会長「国が言うからといって、被爆地の長崎県が、それに追従して煽って(国民保護訓練を)する必要はない。無駄です。全くの無駄」

県の危機管理課は、申し入れは中村知事に報告するとしながらも、来月に予定されている国民保護訓練の準備は、実施する方向で進めていくとしています。
~~~~~ここまでKTN HPより抜粋~~~~~
(URL:http://www.ktn.co.jp/news/20171030156688/

被爆県、長崎は、やはり平和。二度と戦争をしないという姿勢を貫くということが、県政のあり方だと思う」
→これは被爆県に限った話では無く、ごもっともな話だと思います。

「国が言うからといって、被爆地の長崎県が、それに追従して煽って(国民保護訓練を)する必要はない。無駄です。全くの無駄」
→これがちょっと良く分かりません。意図的に長崎県へ向けてミサイルを発射する可能性も有れば、太平洋に向けて発射したものが何らかの不具合を起こして長崎県に落ちてくる可能性もあるかと思います(ミサイルの信頼性も疑問ですし)。そういう場合を想定して段取りを確認しておくこと自体は別に悪いことではないと思います。また、いちいち被爆地と言う必要性を感じません。

訓練場所として雲仙市を選んだ理由については情報を見つけることができませんでしたが、いきなり長崎市で行うと混乱を招く、佐世保市大村市諫早市自衛隊や米軍基地が近いという理由で除外し、すぐに自衛隊が駆けつけることが難しい雲仙市で取りあえずやってみようといったところなのかなぁと思います。

訓練は11/22に行われるそうですが、今後どうなっていくのか注目していきたいと思います。