びわ

先日、びわゼリーと枇杷かすたというお菓子を買ってきました。

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関東にお住まいの方だとびわと言えば千葉県のイメージが強いかもしれませんが、日本一のびわの生産量を誇るのは実は長崎県です(千葉県は全国2位です)。

長崎の茂木という場所で栽培が行われており、ものによってはかなりの高級品として全国に流通しているそうです。何年か前にハウス栽培のびわが積雪で壊滅的なダメージを受けたというニュースを見た気がしますが、今年は5月か6月頃に生産者が県知事か市長かにびわを持っていったというニュースを見た気がするので無事収穫も出来ていると思います。

そんな長崎のびわですが、あまり日持ちするものではないため一年中楽しめるようにと様々なお菓子が作られ販売されています。

冒頭に書いた二つはびわ菓子の中でも私が好きなものです。びわゼリーはびわをまるごと一個使ったゼリーで、夏に冷やして食べると非常に美味しいです。枇杷かすたは唐草という会社が作っているお菓子で、スポンジ生地にびわ味カスタードが入っています。仙台の萩の月のびわカスタード版をイメージしていただければ分かりやすいと思います。

価格は、びわゼリーが製造会社にもよりますが200~300円/個ほど、枇杷かすたは200円/個ほどです。ばらまき用のお土産にはコスト的に不向きですが、カステラ以外でちょっといいものをお土産にしたい、そんなときにぴったりなお菓子だと思います。

びわ好きの方、長崎旅行の土産に少し差をつけたい方はびわ菓子を候補の1つにしてみてはいかがでしょうか。

明日は精霊流し

朝から土砂降り&雷の長崎でしたが、午後になって雨も上がりました。

明日は精霊流しというイベントがあります。亡くなった方を弔う行事のようで、精霊船という船を街中で引きながら爆竹を鳴らすという長崎での伝統行事のようです。

県外出身の者からすると、爆竹の音がかなりの大音量であること、また、ガソリンスタンド前のような大丈夫か?という場所で爆竹を鳴らす人もいることなどから良いイメージがありません。まあ私は所詮部外者ですから、邪魔にならないよう明日は佐世保にでも出かけようかと思っています。

伝統ある行事とはいえ火薬を使うわけですから、安全第一でやってほしいですね。

(2017/8/16追記:一夜明けた今日市内に戻ってきましたが、爆竹のごみが散乱しています。大層ご立派な伝統行事のようですね。)

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フォーク並び

いつだったか忘れましたが、横浜の関内駅近くにあるローソンを訪れた時の事です。商品棚の間の通路上に矢印が書かれており、会計の際はそこに並んで待ち、空いたレジにて会計をしました。

これはフォーク並びと呼ばれるもので、会計待ちの際の横入りを防ぐために採用していることが多いかなと思います。比較的来客数の多い都市圏のコンビニで良く見かけ、確か博多駅バスセンターのローソンでも見かけた気がします。

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私がよく行く十八銀行の店舗ATMにはしっかり誘導の案内がありますが、長崎市内のコンビニで矢印の案内までしているお店は見たことがありません。客全員のマナーが良ければ必要の無いことですが、残念ながら会計待ちをしている列を無視して中年~年寄りのオッサンが割り込むところをよく目にします。

コンビニ各社には是非フォーク並びの案内設置を実施してほしいです。

※画像はインターネットよりお借りしました。

いよいよ梅雨明け

本日、九州北部で梅雨明けというニュースがありました。

小学校などは明日から夏休みだそうですが、いよいよ夏本番のスタートですね。長崎市は強い雨が降ると若干気温が下がりますがそれ以外の日は基本的に猛暑で、少し歩くだけで頭がふらふらします。

土地柄徒歩での移動が多くなりますので、観光等で来られる際は十分な熱中症対策をされることをお勧めします。

安全区域では駄目でしょうか

先週発生した九州豪雨、福岡から大分にかけての地域で大きな被害が出ているようです。

長崎市ではどこかで石垣が崩落したという話を聞きましたが、そこまで大きな混乱は起こっていません。とは言え、昨晩も雷と強い雨が降ったようなので、完全な梅雨明けまでは安心できないのかなという状況です。

今回の豪雨で大きな被害の原因となった土砂災害ですが、発生する危険性の高い地域を警戒区域として定め、大雨などの際の避難に役立てようという取り組みが行われているようです。事前に危ないと分かっていれば避難行動も取りやすく、特に長崎のような斜面の多い地域では有用かと思いますが、この警戒区域の指定には色々と問題があるようです。

ニュースで聞いた話なのでうろ覚えですが、警戒区域の指定は「危険個所の調査→市町村・住民との意見交換(だったかな?間違っていたらすみません)→警戒区域の指定」という流れで行われるそうです。素人の私が見てもさほどおかしな手順では無いと思いますが、どうもこの中の市町村・住民との意見交換がクセ者のようで、警戒区域に指定されてしまうと地価が下がるだの、住民が離れていってしまうだのとごねる自治体、人間が多いようです。まあ、警戒区域とそうじゃない場所とどっちに住む?と聞かれれば後者を選ぶ人が多いと思うので分からない話ではありませんが、やはり事前に危ない場所なのかどうかは知っておきたいものです。

そこで提案ですが、警戒区域ではなく安全区域を指定する方針へ転換してはどうでしょうか。

ここなら土砂災害に対しても安全ですという区域(=安全区域)を定め、それ以外の場所(=現在定められている警戒区域)は「危ない場所」では無く「安全かどうか不明」と表現します。これなら安全区域外の場所について何を言われても「安全かどうか確認ができません」と言えますし、区域の制定も行いやすいと思います。

役所のやり方は簡単には変えられないと思いますが、そこに住む人のことを考えた政策を実施してほしいですね。

MICE施設

広報ながさき7月号が先日ポストに入っていたのでパラパラ眺めていると、MICE施設の記事が載っていました。

MICE施設とは学会・大会・イベントなどの開催ができるホールのことで、会議:Meeting,研修旅行:Incentive travel,国際会議:Convention,イベント:Eventの頭文字を取ってMICE(マイス)と呼ぶそうです。長崎市の田上市長が長崎駅近くへの建設を目指しており、たまにニュース等でMICE施設は必要です!という話を耳にします。私は長崎で大きな会議を開催することに反対ではありませんし、むしろ結構なことだと思いますが、受け入れが可能なのかという疑問はあります。

具体的には宿泊施設と交通機関です。先日、出張で長崎を訪れた方々と話をしましたが、ホテルが空いていないor開いていても宿泊費が高いとおっしゃっていました。また、飛行機・列車・バス等の交通機関も大人数の旅行者をさばくことは難しいと思います。そうなると結局年に数回しか使われず、数十億円(数百億円?)かけた立派な建物だけが残るという事態になりかねません。

せめて新幹線の方針の決着がついてからでも良いのでは?と私は思いますが、どのようになるのか今後も注目していきたいと思います。

※余談ですが、広報ながさき7月号の最後のページに出島や原爆資料館の無料入場券が付いていました。現住所を示す必要があるので長崎市民しか使えませんが、市民の方は夏休みを利用して訪れてみてはいかがでしょうか。